
熊野筆の産地として名高い熊野町に鎮座する榊山神社は、承平3年(933年)宇佐八幡宮より勧請された約1100年の歴史を誇る神社です。広大な敷地に建てられた神社は大規模で秀麗な建築物であり、町内外の多くの方々に崇められています。境内には榊山神社の西側に並んで鎮座する紀州熊野より勧請された熊野本宮神社をはじめ、4社の摂末社(諏訪神社・榊谷神社・荒神社・台場稲荷大明神)があります。また、毎年秋分の日には熊野町を挙げての行事である「筆まつり」の会場となり、境内の筆塚にて筆供養の神事が執り行われます。

